2012年 読書記録 |
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No. |
タイトル |
著者 |
読了月 |
評価 |
ひと言感想 |
名前 |
No. |
1 |
翼はいつまでも |
川上健一 |
110 |
1月 |
2.6 |
中学時代が鮮やかに描かれている青春小説。自分にも一歩踏み出す勇気があったなら、、、 |
2 |
平松洋子の台所 |
平松洋子 |
111 |
1.7 |
かつての自分なら共感できたかもしれないが、物に拘り過ぎ物を増やし過ぎるのもどうかと感じる。 |
3 |
走れT高バスケット部 |
松崎洋 |
112 |
2.2 |
「翼はいつまでも」ほどの深みには欠けるが、漫画のように気楽に楽しく読めた。 |
4 |
武士道 |
新渡戸稲造 |
113 |
2.3 |
日本人も捨てたもんじゃない。自分の子供に素晴らしい武士道の精神を伝えていきたいと思った。 |
5 |
前世療法 |
ブライアン・L. ワイス |
114 |
1.0 |
親友のお薦めだけに期待して読み始めたがどうしても場目、人には好き嫌いがあると痛感。 |
6 |
君たちに明日はない |
垣根涼介 |
115 |
2月 |
2.2 |
暗いテーマを明るく描いているのがいい。窮地に追い込まれた時に見える人の本質が面白い。 |
7 |
名前のない女たち |
中村淳彦 |
116 |
2.0 |
著者にも登場人物にも矛盾を感じるが、こういう暗い世界が身近にあるのを意識の隅に置いておく。 |
8 |
ゆっくり歩け空を見よ |
東国張英夫 |
117 |
2.4 |
子供時代の経験は人生の基盤となるので、子供に様々な経験を積ませたいと思った。 |
9 |
宿命 |
東野圭吾 |
118 |
2.3 |
全体のストーリーも良いが、ライバルや夫婦兄弟など、様々な人間関係の心理描写も面白い。 |
10 |
40歳で伸びる人、40歳で止まる人 |
川北義則 |
119 |
3月 |
1.7 |
全体的にはつまらないが、「いい人ばかりの社会は幼稚な社会」など印象に残る記述があった。 |
11 |
気くばりのすすめ |
鈴木 健二 |
52 |
2.0 |
所々に挿入された小話が面白い。自分、家族、社会のために気配りのできる人間になりたい。 |
12 |
「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? |
細野真宏 |
120 |
2.0 |
前半の数学的考え方の必要性の記述は面白いが、年金に税金投入の所の結論が???だった。 |
13 |
しがみつかない生き方 |
香山 リカ |
121 |
1.8 |
著者の考えに共感できる部分もあったが、違うと感じる所も多かった。 |
14 |
愛と死 |
武者小路実篤 |
80 |
4月 |
2.2 |
ストーリーに全く意外性が無いが、2人が惹かれ合うまでと、あまりに浮かれる恋人同士は笑える。 |
15 |
四畳半神話大系 |
森見登美彦 |
122 |
2.3 |
鴨川モルホーと似た印象。面白い言い回しや参考になる文章が散りばめられていた。 |
16 |
格闘する者へ○ |
三浦しおん |
108 |
2.1 |
もっとしっかりと自分を持って大学生活や就職活動に挑むべきだったと今更ながら後悔。 |
17 |
リレキショ |
中村航 |
123 |
2.1 |
メルヘンチックだが現実味も全く無い訳でもなく自然に読み進められた。 |
18 |
別れの後の静かな夜 |
大崎善生 |
16 |
5月 |
2.3 |
「別れた人を懐かしむのは、戻れない時間や空間への想いからくる」というタイトル作品に共感。 |
19 |
真理先生 |
武者小路実篤 |
80 |
2.3 |
個性溢れる登場人物がいい。石書きさんに自分をダブらせてしまうのが悲しいところ(笑)。 |
20 |
悩む力 |
姜尚中 |
124 |
2.3 |
自分と感性が似ていると感じる所が多々あった。新書はがっかりするものが多いがこの本はいい。 |
21 |
円高寺純情商店街 |
ねじめ正一 |
125 |
2.2 |
自分より上の世代の話だが、自分にも共感できたり懐かしく感じる部分が多々あった。 |
22 |
プリンシプルのない日本 |
白洲次郎 |
126 |
6月 |
1.8 |
文体や内容が古く、読みにくい部分も多いが、著者の考え方には共感できる点が多い。 |
23 |
のぼうの城(上) |
和田竜 |
127 |
2.4 |
戦国時代や豊臣秀吉の天下統一への関心が高まり、人の器を考えさせられた。。 |
24 |
のぼうの城(下) |
和田竜 |
127 |
2.4 |
(上)に比べるとリアリティーに欠けるが実話という所がすごく、映画を観に行く気になった。 |
25 |
ウェブ時代をゆく |
梅田 望夫 |
30 |
2.2 |
ウェブ進化論程のインパクトは無いが参考になった。ホントにWEBの世界は流れが速い。 |
26 |
風の谷のあの人と結婚する方法 |
須藤元気 |
128 |
7月 |
2.3 |
著者の前向きな考え方、それを実践している姿に共感。座禅に興味を持つきっかけとなった。 |
27 |
愛のあとにくるもの |
辻仁成 |
8 |
2.2 |
別れた人を振り向かせるために本を書く姿勢わからなくもない。 |
28 |
セカンドショット |
川島誠 |
129 |
2.2 |
主人公の差別的思考や話しの根底にある暗さ好きになれなかった。 |
29 |
プリズムの夏 |
関口 尚 |
70 |
2.2 |
面白く読めたが、自分の青春時代ってこんな感じじゃなく心からは共感できなかった。 |
30 |
パラレルな世紀への跳躍 |
太田光 |
56 |
8月 |
2.2 |
色々なことを良く考える(考えないでいいことまで考えてしまう)所が自分と似ている気がした。 |
31 |
薔薇は棘まで美しい |
武者小路実篤 |
80 |
2.2 |
真理先生に良く似ている作品。いかにもありそうな古さを感じさせない話の展開がいい。 |
32 |
99才まで生きた赤ん坊 |
辻仁成 |
8 |
2.2 |
悪くはないが、良くもない。「28光年の愛」と内容がかぶる気がした。 |
33 |
像の背中 |
秋元康 |
130 |
2.2 |
男の理想を絵に描いたような現実的にはありえない家庭だと思うが、面白く読めた。 |
34 |
エピソード |
来生えつこ |
131 |
9月 |
2.2 |
どの話も自分のイメージと異なった。女性の品定め的・打算的過ぎる女性視点が気になった。 |
35 |
キッドナップ・ツアー |
角田光代 |
93 |
2.2 |
小学校高学年の子供が割とリアルに書かれている気がした。宿坊するきっかけとなった。 |
36 |
天地明察(上) |
冲方丁 |
132 |
2.4 |
心に突き刺さる雷に打たれる様な感情の起伏が確かにかつての自分にはあった。 |
37 |
天地明察(下) |
冲方丁 |
132 |
2.4 |
失敗を繰り返した最後に成し遂げるこの話が実話だという所に勇気づけられた。 |
38 |
有効期限の切れた亭主・賞味期限の切れた女房 |
綾小路きみまろ |
133 |
10月 |
2.2 |
長年積み上げてきた芸だということが良くわかった。芸人の格に関する記載は共感できた。 |
39 |
アタマ八分目、ココロ八分目
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所ジョージ |
134 |
2.1 |
子供みたいな社会人がいるのに驚いた。でもきっと影で辛い思いもたくさんしていると信じたい。 |
40 |
ネバーランド |
恩田陸 |
79 |
2.2 |
女性視点、リアリティーに欠けるが、学生時代の自分には登場人物のような強さが無かったと後悔。 |
41 |
雪国 |
川端康成 |
135 |
1.9 |
国語力が足りないせいか名作らしさを感じられなかった。何とか読了したが読みづらい。 |
42 |
風に桜の舞う道で |
竹内真 |
1 |
11月 |
2.3 |
共感する所が多かった。浪人して勉強に打ち込んでいれば自分の人生も変わっていたかもしれない。 |
43 |
ひとり日和 |
青山七恵 |
136 |
2.2 |
お年寄りから学べることは多い、暗い雰囲気(前半)は嫌いだが芥川賞受賞はうなずける。 |
44 |
プチ哲学 |
佐藤雅彦 |
137 |
2.2 |
あっという間に読める割には考えさせられるものがある。 |
45 |
神はテーブルクロス |
須藤元気 |
130 |
2.3 |
面白おかしく短時間で読める中に前向きに生きる教訓が散りばめられている。 |
46 |
失格社員 |
江上剛 |
138 |
12月 |
2.2 |
会社に忠実に全力を注いだ先に談合疑惑で逮捕される人がいる現実は考えさせられるものがある。 |
47 |
行きずりの街 |
志水辰夫 |
139 |
2.1 |
皆が正しいと思う道を進むが、その人の考えはその人しか分からずうまくかみ合わない場合もある。 |
48 |
ダイヤモンドダスト |
南木 佳士 |
140 |
2.2 |
医者の世界を覗けた気がした。やはり医者は厳しい仕事であり、お世話になりたくないと思った。 |
49 |
ホームレス中学生 |
田村裕 |
141 |
2.2 |
多少薄っぺらくもあるが、人生においていかに出会いが重要であるかを感じた。 |
50 |
勝手にふるえてろ |
綿矢りさ |
15 |
2.3 |
内向的でひねくれて変に行動力がある主人公に、若かりし頃の自分がダブり共感できてしまった。 |
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2012年 新規読了作家数 32人 |
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