3. みやびさんとのコラボ (明かりを灯しているから編)
作曲は楽しく、GarageBandで作った主旋律に仮の歌詞を付けた曲のストックは20を超えるも編曲が全く追いつかない。
『誰か編曲だけやってくれる人がいればBESTなんだけど、そんな都合のいい話転がっていないよな。』
そんな中、ジモティーというインターネット上の地域情報掲示板を利用したついでに「編曲」というキーワードで検索してみると、こんな投稿を発見。
『都合のいい話、転がっていた、、、』
22歳の若者が40代半ばのおじさんからの返事を求めているとは思いにくいが、自分と逆の立場で音楽に取り組むご近所さんが見つかったのは奇跡のようだと、勢いに任せて問い合わせメールを送る。
すると、1時間程でこんな返信。
メールのやり取りを重ねる毎に、みやびさんの音楽に真面目に取り組む姿勢に好感度はうなぎ上り。
丁度完成したばかりのメロディーの鼻歌を送ると、お試しにサビの部分を「シンセ」「ポップス」「青春ロック」の3バージョンに編曲してくれたサンプルが届く。
シンセ サンプル
ポップス サンプル
青春ロック サンプル
編曲の効果は絶大で、3つのサンプルのどれもが元が自分の鼻歌だったと思えない感じになっていて感動!お礼をしつつ、
「ピアノを伴奏に歌い上げるバラード調の自分のイメージとは少し違った。」と伝えると、
「では、専門ではありませんが、バンド&ピアノアレンジに挑戦してみます」と返信。そして、最終的にはボーカルを入れてくれて、世界にひとつのオリジナル曲が完成した。
No.11
『明かり灯しているから』
歌・編曲:みやびさん 作詞・作曲:まっち
あなたにあげられるもの 今は何もないけど
いつでもどんな時でも 君の幸せ願うよ
あの日の僕の過ちは 決して許されはしないよ
こんなに君を愛しても もう僕の気持ち君に届かない
君が出ていったあの部屋の窓には
新しい誰かの明かり灯る
僕の 心にはまだ君の
明かり灯っているのに
いつかまた君と出逢える日まで
明かり灯しているから
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(制作裏話) ・若かりし頃の苦い記憶を呼び起こしながら作詞・作曲。 ・ジモティーで知り合ったみやびさんが編曲&歌入れしてくださいました。 |