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【心に残る言葉(法則編)】


心に残る言葉(法則編) 8. 『恋愛2段回選抜の法則』

 先日、高校時代からの友人と久々に話す機会があり、
「恋愛に必要なのは、外見か中身か?」
という(いかにも高校生が語り合うような議題で)ダラダラと話していると、彼がこんなことを言った。

『恋愛も大学入試と同じで、1次試験(センター試験)と2次試験があるんだよ。 外見を問われる1次試験を勝ち残らないと性格審査の2次試験を受けさせてもらえないこのシステムを勝ち上がるには、まずは1次試験で足切りされない(程度だと思わせるような)外見が必要だね。』

なるほど、このシステム(?)を良く分析した法則であると思った。

 



心に残る言葉(法則編)7. 『自分を磨くために払う金は惜しまないの法則』


上記、法則・格言6に、『新経験連鎖反応の中に身を置くのは体力的にかなり厳しい』と書いたが、小遣い生活の サラリーマンにとって、もっと厳しいのが費用の捻出である。

だが、小遣いで賄えないからと言って、例えばパソコンソフトのような、自分の成長に繋がる出費まで抑えるのはおかしいのではないだろうか。

この出費まで抑え、成長にブレーキをかけてしまう人間と、なんとか予算を捻出し新しい時代に自分を適応させ進化し続ける人間の差は、次第に大きくなるはずだ。

以前、『初めての経験に払う金は惜しまない』の方針を書いたが、 『自分を磨くために使う金(自己投資)は惜しまない』の方針も心の奥に持ち続け、前向きな生活を送りたい。

と言うことで、
『ゆっち大蔵大臣、ホームページ作成ソフト「GoLive CS2」の費用25000円の捻出よろしくお願いします!』



心に残る言葉(法則編)6. 『新経験連鎖反応の法則』

1. 気付けば保守的人間
 自分は割と新しい物好きの人間だと思っていたが、気付けばかなり保守的な人間になっている気がしてきた。 仕事、子育てを理由に新分野に目を向けないうちに、目を向けられない体質になりつつあるではないか。

『これってまずいかも?』

これこそ中年症状の表れなのかもしれない。中年の扉を開けつつある自分は、今後、新しいものを積極的に取り入れるよう心がける必要がありそうだ。 「向上心」を持って現状を見回し、変えるべき所(変えない理由が見つからない所)は、体力、気力、財力が続く限り変えていくべきだろう。

2. パソコンパワーアップ計画
 保守的人間にならないために何かを変えたい。でも何からはじめよう?
数日間向上心を持った視点で考えた結果、時代遅れになるつつあるクロック周波数400MHz、旧OS9.0搭載のMAC(パソコン)に手をかけることにした。 (MACは約5〜6年程前から売り出されているOS10にアップグレードしないと目新しいことができない。)

早速ヨドバシカメラで新品のパソコンを購入!といきたい所だが、そんな資金が捻出できるはずもなく、ジャンク品のメモリー(計356メガ)と、ハードディスク(20ギガ)、2世代前のOS10.2を格安で購入し作業開始。
途中、トラブルに見舞われ、やる気喪失、しばらくの放置状態(このホームページはゆっちのWINDOWSで更新)を経て、先日ようやく作業が完了した。

3. 新経験連鎖反応の法則
 モトクロスをはじめた時に、トランポ購入、バンザイダート入部、ホームページ作成、体力作り(スイミングとフットサル)開始、、、と やりたいことが表れたように、今回もやりたいことが次々と現れた。

まず、OS10へのアップグレードで使用可能となった携帯デジタルオーディオプレーヤー「iPod shuffle」を購入し、付属ソフト「i Tunes」でmusicソースのデータ管理体制を築き、大量のソフトのデータ化を始めた。
これに伴い、壊れたカーオーディオを取り外し、iPod Shuffleが接続できるAUX端子付きのカーオーディオ(中古品)に取り替えた。すると、それをきっかけにカー用品の近代化に関心が湧き、ETCを(潮干狩りに行く途中の大黒パーキングで道路公団特別サービス価格で)取り付けたり、純正スピーカーの安っぽい音に納得がいかなくなり、オークションでの物色をはじめることとなった。

musicソフトのデータ化が着々と進むうちに、写真やビデオのデータ管理体制の構築とデータ化にも興味が湧き着手した。すると今度は、これら動画データのホームページへの組み込みに関心が沸き、さらにはHTML手入力でのホームページ作成に疑問が生じ、ホームページ作成ソフト「GoLive CS2」導入の検討をはじめた。

子供が1つ嘘をついてしまったため、いくつも嘘を重ねねばならなくなるように、 パソコンパワーアップから、いくつもの企み(新行動)が芋づる式に現れ止まらない。

毎日、仕事だけでいっぱいいっぱいになりがちな自分がこの連鎖反応の中に身を置き、積極的に行動を起こすのは正直体力的にかなり厳しい。
しかし、この連鎖反応から目を背け、現状に納得しているふりをするようでは自分の進化は止まってしまう。
ちょっとしたこだわりや向上心を大切にして、生活に新風を吹き込み続けることは、楽しく、充実した生活を送る上で必要なことだろう。


 

心に残る言葉(法則編) 5. 『時代を超える生存の原則』


1. トップページ更新
 新しい年を迎えたので、気分新たにトップページでも変えようと、約1年前に書いた文章 「父親が子供に与えるべき、、、」を読み返してみた。
『我ながら、いくつもの思惑が渦巻いている感じがする文章だなあ。』
「このホームページの作者、ただ単に自分がバイクに乗りたいだけじゃないのか?」
そんな声が聞こえてくるようだ。

『おめでとう、アタリ! 実はその通り!』
という気持ちも確かにあるが、
『いや、違うんだ、これには深い訳が、、、』
という気持ちもなくはない。
最近読んだビジネス書の感想を織り交ぜて、この辺について書いてみよう。

2. 子育てへのコミット
 子供が生まれ、ゆっち(妻)との口論が多くなった。たまにしか子供の面倒を見ない僕(まっち)が、
『お菓子あげ過ぎじゃない?おもちゃ買い過ぎじゃない?』
等、子育てに中途半端に口を挟むのがのが嫌なようだ。度重なる口論で、
『子供のことはゆっちに任せ、自分は頼まれたことをするだけにしよう。』
と思うようになり、子供について真剣に考えることをやめた。
頭を使わない「やらされるだけの育児」は益々面白味に欠け、時間がないのを言い訳に 子供から逃げるような生活が1年以上続いた。

河原でバイクに乗る家族を見つけたのはそんな時だった。活き活きと遊ぶ親子を見て自分の子育ては間違えだと感じた。

「遊びや仕事と同じで、家庭も自分から積極的に関わりを持ってこそ楽しめるのでは?」

そんな気持ちが芽生え、ゆっちとの衝突を避けつつ子育てを楽しむ方法を模索するようになった。
結果自分は、細かな指摘は避け、大きな観点から子育てを考えようと決めた。そして作成したのが このホームページであり、あの文章だった。

3. ビジョナリーカンパニー
 先日上司に薦められ、ビジョナリーカンパニー「時代を超える生存の原則」(著者:ジェームズ.C.コリンズ)という、超有名なビジネス書を読んだ。
この本は、成長を続けている主にアメリカの実在企業数社と、同時期に設立されていながら競争に負けてしまった比較対象企業数社の違いを 重点的に調査分析し、企業の生存に必要なものは何なのかを導き出したものだ。その生存の原則の1つには、「企業が成長を続けるには、理想像(ビジョン)を掲げ、その像に近づこうとすることが必要」 と書かれていた。勤め先の状況を考えながら読むうちに、ふと、こんな考えが浮かんだ。

『このビジョンを掲げるやり方って、まさしく今自分が家庭でやろうとしていることじゃん。』

この本に記されている企業の生存の原則のほとんどは、家庭に置き換えても成り立ち、企業と家庭が似たものに思えてきた。
家庭における父親とは、企業における、経営最高責任者(CEO)のような役目をすべきだと思えてきた。

会社の経営最高責任者をやれる可能性は限りなくゼロに近い。 そんな自分は、家庭の施策を打ち出し軌道修正し、家族の笑顔のために奮闘する家庭内CEOのつもりになれば 家庭がもっと楽しめるようになる気がした。

4. 我が家の基本理念
 この本によると、企業が長期的に成長を続けるには、企業の基本的価値観や基本的目的に対する認識を一致させる必要があり、そのための基本理念を掲げるのが良いそうだ。 では、我が家の基本理念はどうなるのだろうか?ちょっと考えてみた。

家庭の目的は「幸せな日々の実現」としよう。では、我家らしくそれを実現させるには?
まっちのモトクロスや、ゆっちのスキーから、冒険というエッセンスを抽出し、

「冒険心を持って暮らしを楽しみ、互いに支え合いながら絆を深め、幸せな日々を実現する。」

という基本理念をとした。
この考えに基づき トップページの文章を変更しました。


心に残る言葉(法則編) 4. 『悔しさからのエネルギー捻出法』

 法則・格言3に引き続き辻仁成ねた。
「お前がミュージシャンになれる訳がない!」
「音楽やってる人間にこの世界で何ができる!」
そう言われ、悔しさをバネに奮起する辻仁成のエネルギー捻出方法は、学生時代の自分と似ていて共感が持てた。 自分も彼のように、悔しさ、怒り、悲しみ、喜び等の感情の高まりをエネルギーに置き換える手法をよく使った。

この単発的だが大きなエネルギーが捻出できる手法の繰り返しに今まで何の疑問も持たなかったが、落ち着きの中にやさしさや力強さを備えた「本当の大人」 と出会う経験を重ねるうちに考えが変わってきた。この手法で波風を立てて得られるエネルギーは、本来の自分のエネルギーとは言えないと感じるようになった。

今自分に必要なのは、心に波を発生させて立ち向かうことではなく、自分のキャパを増やし、波を発生させずとも解決できるような大きな人間になることだと思うようになった。

時には熱い心で取り組むことも必要だろう。しかしそれだけではダメで、地についた自分自身の力で問題を解決し、信頼感のようなものを身につけていくことも必要だと思うようになった。 この辺を来年の課題にしようと決めた。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

決して辻仁成が人間としての能力がないという訳ではないが、彼は悔しさをバネに 爆発的なエネルギーを発生させながらここまで這い上がってきた。

数々の賞を受賞し皆がうらやむ妻をもらい、不自由のない生活を手にした辻仁成。
実は彼にとって今の状況は苦しい状況なのかもしれない。
今後、彼がどうエネルギーを捻出していくか見守っていきたい。

 


心に残る言葉(法則編) 3. 『人生はおかわりがきく』

 ひとこと10に記載の、ごっちゃんの披露宴でのできごとだ。 お色直し後のキャンドルサービスが始まると、バックミュージックに聞き覚えのあるイントロが流れはじめた。
「このイントロなんだっけ???、、、ゲ、ゲ、ゲ!この聞き苦しく、結婚式にそぐわない歌声は辻仁成だぁ!」 高校時代の友人テーブルに集まる僕らはかつて毎日のように辻仁成を聞いていた。このテーブルのみからどよめきが起こる。
こちらを見て、ニヤッと笑うごっちゃん。


「うおー、この披露宴会場で辻仁成がかかるのはじめてじゃない?」
「それにしても、ごっちゃんはよくこんな俺達しか知らないマイナー曲選んだなあ。」
「うん、辻仁成かけるの許すなんて、嫁さんかなり寛大だなあ。」


久しぶりに聞く辻仁成は、この悪友達と過ごした高校時代に僕達をタイムスリップさせた。 そういやいろいろあったっけ。僕達は辻仁成で繋がってるんだと思った。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  ・ 

 

辻仁成というと、女優の南果歩と離婚し、トップアイドルの中山美穂と結婚したのが有名で、あまり世間からいい印象を持たれてなさそうだ。最近では『純愛小説家』というはずかしい 肩書きを付けられたりして、公の場で彼の名を口にしずらくなったが、思い返せば高校時代かなりの影響を受けた。

『人生はおかわりがきく』とは、「食欲さえあれば何杯でも御飯が食べられる」という事象に、「情熱さえあれば、何でも色々なことにチャレンジできる」 という意味を掛けた辻仁成の造語で、彼がまだ売れないロックバンド、ECHOES(エコーズ)のボーカルにすぎかった頃からよく口にしていた。まさしくおかわりの連続である彼の生き様をちょっと紹介しよう。

彼がミュージシャンになろうと決めたのは、大学在学中だそうだ。
「お前がミュージシャンになれる訳がない!」
と言う友人に反発して大学を中退し、嘘っぱちの広告でメンバー募集をしてエコーズを結成した。エコーズがなかなか売れずに、ラジオのDJが本業になりつつある彼のラジオ番組を聞いたのが 彼を知ったきっかけだった。小学校の音楽の成績が2で、楽譜も読めず、耳鼻科の先生に歌に向かない喉だと言われながらも、「好き」と「やる気」で懸命にミュージシャンになろうとしている 彼の情熱や、熱いトークに心を奪われた。表向きは大見得を切りつつも、悔しさをバネに地道に努力を重ねる彼の姿はどこか等身大で共感が持てた。押付管理教育(しかも男クラ)でくすぶっている自分の姿を彼にだぶらせるうちに、 「自分も頑張らねば!という気になった。ミュージシャンの階段を上る彼は夢と希望を与えてくれた。

ミュージシャンの地位が確立した彼は、作家になると言い出した。
「音楽やってる人間にこの世界で何ができる!」
文壇界の大御所のパッシングを受けつつも、「ピアニシモ」でスバル文学賞、「海峡の光」で芥川賞、「白仏」でフェミナ賞まで取り、批評者を黙らせ作家の座を確立した。
その後も彼のおかわりは続き、TVドラマ「愛をください」(菅野美穂、江口洋介主演)で脚本家として脚光を浴びるようになったと思ったら、今度は「冷静と情熱のあいだ」(竹野内豊主演)で映画監督をやっていた。その後も自分の職業を「表現者」と語る彼は、写真、演劇、詞と色々な分野で活躍を続けている。彼が有名になる程、なんだか関心は薄れてしまったのだが、 自分が迷ったり、躊躇していると、彼が耳元でこの言葉をささやいてくる(気がする)。

「おい、まっち!人生にはおかわりがきくんだよ。」



心に残る言葉(法則編) 2. 『モトクロス ストレス燃焼の法則』

バイクはガソリンを燃焼させたエネルギーで走っているが、
そのバイクに乗る人間は、体中のストレスを燃焼させたエネルギーで
バイクを走らせているんじゃないかと考える事もできなくはないと考え、
これを『モトクロス ストレス燃焼の法則』と名付けてみた。


久しぶりにモトクロスをした日の夜は最高に気分がいい。
この心地良い脱力感は体内のストレスタンクに溜まっていたストレスを
全て燃やし切り、タンクが空になって生じると言えそうだ。
そしてこのタンクを空にできる事は、翌日からのストレスフルな日々に
積極的に立ち向かう活力を与えてくれるだろう。

この事柄をさらに都合良く解釈すると、
『より速くバイクを走らせるには、ストレスを激しく燃焼させる必要がある。』
となり、さらには、
『より速くバイクを走らせるには、ストレスタンクをストレスで満たす必要がある。』
となり、日々の辛い仕事や、面倒な家事等のストレスの原因が歓迎すべきものに見えてくるはずだ。

家族持ちのサラリーマンモトクロスライダーには、モトクロスデーの前日に、
深夜まで仕事を片付けたり、家族サービスをする人が多いようだが、
仕事や家事を積極的にこなし、ストレスを溜め込むことが、速く走るために必要だと考えられれば、
仕事や家族サービスは楽しいものへと変わるはずだ。(ちょっとこじつけ過ぎ?)


心に残る言葉(法則編) 1. 『レーダーチャート時間配分調整法』

1日は24時間と有限で、全てに満足のいく様に時間を割り振るのは不可能だ。
何かに力を注げばその陰で何かが犠牲になる。

就職して数年間は仕事に没頭しすぎて健康を失った。
その後は資格取得に没頭しすぎて家庭を見失いかけた。

何事にも没頭しやすい自分には時間配分の指針が必要だった。
そこで考え出したのが『レーダーチャート時間配分調整法』だ。

レーダーチャート時間配分調整法とは、下図の青い四角形の面積の拡大を最優先に考えて時間配分をする事で豊かな暮らしを実現させようという考え方だ。

レーダーチャート


このチャート縦軸の上下には、『健康』、『仕事』という基本的な生活を送る上で欠かせない要素を配置した。
この2要素だけのポイントを上げても面積は全く生じない。
面積の拡大には、横軸の左右に配置した、『家庭』、『自分』、という豊かな生活を送る上で重要な要素のポイントを増やさなければならない。

4要素を同じ様に伸ばす事が、最も効率的な面積拡大方法になるという訳だ。

まあ簡単に言えば、『昨日は仕事が忙しかったので、今日は体を休めよう。』とか、『先週は友達と遊びに行ったから、今週は家族サービスしよう。』と、 バランスに留意しながら生活を送るというあたりまえの事をそれらしく言い換えただけだ。

実際の生活を送る上で、どうしても頑張らねばならぬ時があることや、効率ばかりを追い求める人間がつまらないことは100も承知だが、自分を壊してしまわぬよう心の奥底に四角形の面積を少しでも大きくする事を意識しつつ、総合的な満足を実現させたい。そして、
『モトクロスに没頭しすぎて、、、。』なんてならない様にしたい。

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