i モトクロス術(中身)
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● ファミリーカートランポ使用(C26)編

■ 簡易フローリングフロアの作成

(1)社外カーペット購入
 セレナのオプション品であるフロアーカーペット・ラゲッジカーペットはNISSAN純正品を車と一緒に注文すれば自分で床に取り付ける手間が省けるが、足元に敷くフロアーカーペットが54500円、荷室に敷くラゲッジカーペットが19100円、合計で73600円といういかにも高い値段設定に納得がいかない。

安い社外品がないかとネットで調べると、(株)オージードリームから(フロアーカーペット・ラゲッジカーペットに加え純正品には含まれないステップマット4枚が付属した)C26セレナ用カーペットフルセットが19980円で売られていた。純正品より品質は落ちるかもしれないが、1/3以下という決定的な値段差に純正品の注文を取り止め社外品をネット注文することにした。

この社外品カーペットセットを買ったのには値段以外にも理由があった。それは「簡易フローリングフロア」を作るのに、床に取り付けられていない状態で購入できる社外品カーペットが好都合だと考えたからだ。


(2)フローリング柄クッションシート加工
 セレナの床をステップワゴンのオプションである「フローリングフロア」のようにしようと、フローリング柄のクッションシート(1800mm×2000mm)を購入、このクッションシートを広げた上にネットで購入した社外品カーペットを並べて油性マジックで型を取る。型通りにはさみで切断し、カーペットに重ねた状態で床に取り付けて簡易フローリングフロアの完成。

オプション選択すると5万円以上もするステップワゴンのフローリングフロアと同じような機能を、3000円、作業時間3時間でセレナで実現できた。


(3)効果の確認
 この簡易フローリングフロアは、バイク積載時に車内に落ちる小砂やオイル・泥汚れを取り去るのに便利なのはもちろんのこと、普段子供の落とすお菓子や靴の泥を取り去るのにもとても便利だ。また、このクッションシートはいざとなれば取り外し可能で、簡単にカーペット敷きに戻せるのもとてもいい。
ただ、フローリング柄のクッションシートをカーペットの上に重ね貼りしたため凸凹が目立ってしまったのが残念だった。トランポとしての使用頻度が高く手間を惜しまない人には、フローリング柄のクッションシートを平らな板材に貼り付ける等対策を施すことをお勧めします。


防汚シート拡大画像
社外カーペット付属の説明図

防汚シート1画像

防汚シート2画像
ツメは内向きなので外に開いて外す

防汚シート1画像
端面(切断面)は黒マジックで着色

防汚シート2画像
3列目シート使用時

防汚シート2画像

防汚シート1画像
床下収納の使用に影響なし



■ ステッカー加工

 ブリリアントホワイトパールのC26セレナHighwayStarは巷ではまだほとんど見掛けないが、セレナで最も販売台数の多いカラー・グレードであり街に溢れるのは時間の問題だ。このいかにもファミリーカーという雰囲気の車に手軽に少しでもオリジナリティーを出そうと、C24と同様のステッカーチューンをさりげなく施すことにした。

(1)FOXステッカー・バンザイステッカー貼付
 乗用車窓ガラス用の遮熱フィルムを購入し、FOXロゴの形状にはさみで切断。目立ち過ぎないようにリアサイドガラスの車内側から貼付した(リアサイドガラス内側を霧吹きで濡らした上に遮熱フィルムを置くと、位置を微調節しながらの貼付が可能)。

また、バンザイダートステッカーも貼るつもりでいたが納得のいく貼付位置がなく外装面への貼付を断念。リアハッチを開けた時にだけ見える位置に貼った。


(2)不必要ラベル剥がし・駐車ラベル貼りなおし
 セレナリアガラスにごちゃごちゃと貼られた「燃費基準達成車ラベル」・「低排出ガス車ラベル」・「その他注意ラベル類」は、わざわざ宣伝するようなものでもないので剥がす。また、ディーラーがリアガラス外側から貼った「保管場所標章」も目立ち過ぎるので、一旦剥がし、リアガラス内側(車内側)からスモーク越しに見えるように貼り直した。


(3)効果の確認
 FOXステッカーは、光加減によっては全く見えずちょっと物足りない感じだ。もう少し目立つ色を選べば良かったのかもしれない。
セレナの「僕は家族が趣味です」という感じのいかにも軟派・善人風な雰囲気が少しは緩和されたのではないだろうか?


FOXステッカ-画像

バンザイステッカ-画像
見る角度によってはFOXが見えるが、
FOXステッカ-画像
角度を変えるとFOXは見えない

FOXステッカ-画像
リアを開けるとバンザイステッカー

セレナ購入時画像
NISSANマークも取ろうかな?


■ 革製シートカバーの装着

 以前乗っていたC24セレナにはシートの汚れ防止対策として「布製のシートカバー」を装着していたが、これには大きな問題があった。伸縮性重視で防水性能を無視したメッシュのような生地は砂埃や水分を透過してしまうため、コースに行く度にシートがホコリ臭くなってしまうのだ。シートを両手で何度も叩くとこのホコリ臭さは取れるが、この手間を無くすためホコリ等の微粒子やオイル等の液体を透過しない皮製のシートカバー購入の検討をはじめた。

ネット調査の結果、Clazzioのシートカバーが評判が良いので最も安価なベーシックシリーズ(定価19800円)をリデューカーヤフーSHOPでネット購入、装着することにした。

Clazzioのシートカバーの装着にはかなり手間がかかるのはネットの口コミでなんとなく分かっていたが、実際にやってみると口コミ通りのかなりの重労働。なっち・そうちゃんにアルバイトで取り付けてもらうつもりが、シートを潰しながら袋状のカバーを被せたり、専用のヘラでカバーの縁を樹脂部品に挟み込むのは子供の力では不可能のようで、しょうがなく自分でやることに。アームレストやセンターマルチシートの分解や、シート裏パーソナルテーブルのねじ穴加工が必要で、装着するのにまる1日費やしてしまった。


(3)効果の確認
 予想通りこの皮製シートカバーは、ホコリやオイル汚れを雑巾等で拭き取れ、シートを永く清潔に保てそうだ。
また、(これは期待していなかったのだが)シートカバー装着したセレナは革張りシート車のようで、ドアを開けた瞬間に漂う見栄えの良さ(高級感)にも大満足だ。


バンザイステッカ-画像
かなり大きい箱が送れれてきた


FOXステッカ-画像
装着するカバーは23点


セレナ購入時画像
革張りシート車のような高級感に満足

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